白やピンクの小さなお花がたくさん咲くワックスフラワーは、オーストラリア原産の低木です。ワックスフラワーの名前の通り、ロウをかけたようなツヤツヤとした光沢のあるお花は長く咲いてくれるので、おうちで飾るのにはオススメのお花です。
オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなど南半球原産の個性豊かな「ワイルドフラワー」の中で、一際可憐なお花。写真はオーソドックスなワックスフラワーですが、八重の花や一回り大きな花のものもあります。最近では濃いピンクやオレンジ、ブルーなどの色を吸わせた染めのワックスフラワーもあるようです。
日本では4月〜6月に咲き、原産地のオーストラリアなど南半球では夏の終わりから秋(南半球の春にあたる時期)にかけて咲きます。切り花は輸入のものが多いので、フラワーショップでは秋に見かけることが多いお花です。
切り花のワックスフラワーを買うとスプレー状に枝分かれしていることがほとんどですので、短く切り分けておうちのあちこちに少しずつ生けることもできます。切り分けたら、水に浸かる葉をしっかり取り除きましょう。お手入れをしていると、柑橘系のような爽やかな香りが広がります。
